8月27日、沖縄県知事選が告示されました。
投開票は9月13日です。
今回の沖縄県知事選は、沖縄だけの問題ではなく、日本の未来に大きく関わる選挙になるはずです。
今回の選挙の結果によっては、日本はとても危険な状態になると、わたしは予測しています。
その理由と、日本の政治の歪な構造について、下記のシリーズ記事にて解説していきます。
第1回 「自立」を叫ぶ候補者と、群がる6政党の不気味な癒着(この記事)
第2回 12万人を6日で逃がす。自民党が沖縄を「戦場」にする計画
第3回 東京から流し込まれる悪意。知事選を歪める「世論工作」
第1回のこの記事の公開は、8月31日。
投開票まであと2週間ですが、日本の未来のために、多くの方に読んでいただきたいです。
ぜひ、シェアをお願いいたします。
本記事の目次
序章:自民党が推す候補 古謝玄太(げんた)
第1章:自分のサイトに『統一教会』の推薦を載せていたのに「知らなかった」で逃亡
第2章:メチャクチャ『参政党』と『公明党』が、同じ候補を推す異常
第3章:解散命令が確定した『統一教会』との繋がり
第4章:「誰かのせいにしない」と言う人を、誰が担いでいるのか
有料パート:『誰かのせいにしない』耳ざわりのいい正論の裏に潜む2つの残酷な罠
序章 自民党が推す候補 古謝玄太(げんた)
今回の沖縄県知事選は、事実上
玉城デニー候補
古謝玄太(げんた)候補
の一騎打ちという図式です。
今回のシリーズ記事でフォーカスしたいのは、古謝玄太(げんた)候補について。
古謝氏は、2022年の参議院選挙にも、自民党の公認で出馬していました。
その際に、旧統一教会の関連2団体から推薦証をもらい、そのまま有耶無耶にしています。
この件についても、この記事で触れ追及していきます。
古謝氏は、今回の選挙戦の第一声で、こう高らかに訴えました。
『誰かのせいにしない沖縄を作りたい』
国や大企業、県外の資本を悪者にしても沖縄は変わらない。
誰かのせいにして今を諦めるのはやめよう。
と。
一見すると、前向きで潔い正論に聞こえます。
しかし、わたしが引っかかっているのは、この「自立」を叫ぶ人物の言葉と、実際の行動が致命的なまでに噛み合っていない点です。
もうすっちゃかめっちゃかです。
順番に事実を整理していきます。
第1章:自分のサイトに『統一教会』の推薦を載せていたのに「知らなかった」で逃亡
まず、2022年の参院選における「推薦証」の問題から見ていきます。
推薦証とは、選挙時に団体が候補者を支援する証拠として出す紙のことです。
推薦を得られれば、その団体の会員名簿に手が届き、組織票を固めることができます。
古謝氏は、2022年の参院選にて、この推薦証を130枚以上集めていました。
その中には、旧『統一教会』の関連2団体からの推薦証が含まれていました。
これは週刊誌報道の疑惑などではなく、本人が公に認めた確定した事実です。
霊感商法により、多くの被害者を出したカルト教団『統一教会』の関連団体から推薦証が来るというのはどういうことなのでしょうか?
古謝玄太(げんた)氏は、誰かのせいにせず、しっかり説明したのでしょうか?
報道を受けた古謝氏は、自身のX(旧Twitter)で、確かに関連の2団体から推薦証を交付されていた、と認めました。
そのうえで、こう説明しています。
推薦証は130以上の団体からもらった。直接受け取ったのは約30で、残りは代理受理なので把握していなかった。
要するに「数が多すぎて見ていなかった」という主張です。
しかし、彼は「把握していなかった」はずのその推薦状を、自らの公式サイトに堂々と掲載していました。
そして県内メディアから指摘を受けると、該当ページを削除したのです。
いま開いても「404 Not Found」です。
見ていないはずの紙を自分のサイトに載せ、指摘されたら消す。
そして「知らなかった」と言い張る。
さすが有言実行。
確かに、誰のせいにもしていません。
ですが、もっとたちが悪い言い訳です。
よろしいでしょうか?
「知らない」ではなく、立候補して『統一教会』から推薦証をもらったあなたが責任を持てよ、という話です。
本当にあり得ない対応です。
どんな団体かも確認せず、票になるなら紙を受け取り、都合が悪くなれば隠す。
この不誠実な姿勢こそが問題の本質です。
第2章:メチャクチャ『参政党』と『公明党』が、同じ候補を推す異常
さらに異様なのは、今回の知事選で古謝玄太(げんた)氏を担ぎ上げている顔ぶれです。
古謝氏の推薦を決めたのは、以下の6つの組織です。
・自民党
・日本維新の会
・国民民主党
・参政党
・日本保守党
・公明党沖縄県本部
本来であれば、理念も政策も水と油であるはずの勢力が、綺麗に同じ候補の神輿を担いでいます。
特に、グローバリズム批判や独自路線を掲げる参政党と、創価学会を支持母体とする公明党が、同じ列に並んで同じ人間を推薦している。
主義主張やイデオロギー、政策の一致などそこには存在しません。
節操のなさも、ここまでくると、むしろ潔さすら感じます。
なんのことはありません。
保守系・愛国系の票をかき集めるための同盟です。
「現職を引きずり下ろし、自陣営の利権と影響力をねじ込む」
という、極めて分かりやすく極めて泥臭い政治的都合。
上記政党は、まったく信頼が置けません。
こんなめちゃくちゃな連合作っておいて、「国民のための政策」とか言われても信用できるわけがありません。
そんな信用できない政党が後ろ盾になっている古謝玄太(げんた)氏も、当然信用できるわけがありません。
もう、この時点で無理です。
第3章:解散命令が確定した『統一教会』との繋がり
説明するまでもありませんが、『統一教会』は、2026年6月23日、最高裁によって解散命令が確定しています。
裁判所が認定したのは、正体を隠した勧誘、「先祖の因縁」をでっち上げて不安を煽る手口、信者の生活を破綻させる過大な献金の強要といった、組織的な違法行為です。
そもそも、この教団の異常性は日本だけの話ではありません。
教祖である文鮮明(ムン・ソンミョン)は、アメリカで脱税により1982年に有罪判決を受け、懲役18カ月。1984年7月から連邦刑務所に収監されたという、まぎれもない前科を持っています。
フランスなどのヨーロッパ諸国でも、明確に「セクト(カルト)」として厳しく監視・規制されてきました。
世界中で違法性が問われ、まともな活動ができなくなった結果どうなったか。
日本から海外への送金は、2018年度から22年度までの5年間で、計650億円超。
そのうち9割が、韓国向けです。
最盛期には、毎年1000億円が韓国へ流れていたとも報じられています。
つまり、日本は彼らにとって「巨大な集金装置(カモ)」なのです。
その団体の関連組織から推薦証を受け取り、サイトに載せていた過去を持つ。
それが、古謝玄太(げんた)氏という人物です。
そしてその事実を知りながら、高市早苗氏は
「政権基盤を占う選挙だ」
「しっかり応援していきたい」
と語り、6つの政党がこぞって彼を推薦している。
ちなみに、これも説明するまでもありませんが、高市早苗氏や自民党と『統一教会』との関係性もたびたび問題視されている事実です。
もう、分かりやすすぎて泣けてきます。
過去の不誠実な対応も、反社会的な団体との関わりも、すべて不問にして組織票を注ぎ込む。これが、この候補者の足元にある現実です。
第4章:「誰かのせいにしない」と言う人を、誰が担いでいるのか
ここで、冒頭の言葉に戻ります。
『誰かのせいにしない沖縄を作りたい』
国や他者のせいにせず、自立しようと訴える。
しかし、その言葉を叫んでいる当の本人の足元は、旧統一教会系組織の推薦状を無批判に受け取り、水と油の6政党が呉越同舟で固めた「組織票の塊」です。
自立を説く人間が、誰よりも既得権益と組織の力にすがりついている。
なぜ、このような歪んだ構図が生まれるのか。
そして、なぜわたしたちは、こうした耳ざわりのいい言葉に何度も騙されてしまうのか。
有料パートで、この欺瞞の構造を完全に解体します。
【有料パート】『誰かのせいにしない』耳ざわりのいい正論の裏に潜む2つの残酷な罠
ここから先では、わたしが詐欺師たちの中に見つけた「共通点」と、その構造を見抜くために明日から使える思考術をお伝えします。
有料パートを読むには、下記のいずれかが必要です。
・9月1日からはじまるメンバーシップ(月額980円)
・または、8月31日までの一定額以上のカンパご支援
2年以上お読みいただく方であれば、カンパご支援での『永久会員』のほうがお得です。
ちなみに永久会員は、この記事を書いている時点で残り1名様分の枠のみです。
詳しくはカンパご支援のページをご確認ください。
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【ひとつ目の罠】実体験「自立」を叫ぶ人間にハマるとどうなるのか?
『誰かのせいにしない』
『すべては自分次第』
『自立した生き方を選ぼう』
潔く前向きな、正論です。
そのため、こういった言葉を聞いたとき、真面目な方であればあるほど、その通りだと思いこんでしまいます。
わたしは、過去の痛烈な被害経験から、この
『耳ざわりのいい正論』の裏に潜む2つの残酷な罠
を知っています。
ちなみに、かつてわたしが騙されたスピリチュアルや自己啓発の世界で、教祖たちも判で押したように、こういった正論を説いていました。
「現実が変わらないのは、あなたが他人のせいにしているからだ」
「国や社会を批判しても意味がない。自己責任で自立しなさい」
そう刷り込まれたわたしは、
「自分が悪いのだ」
「自立しなければならない」
と思い込むようになりました。
この時点で、ひとつ目の罠が発動しています。
沖縄県知事選の闇 連続記事
この選挙で何が行われてきたかを、連続記事で追っています。
【第1回】「自立」を叫ぶ候補者と、群がる6政党の不気味な癒着
この記事です。
【第2回】12万人を6日で逃がす。自民党が沖縄を「戦場」にする計画
こちらは2026年10月31日まで、全文無料でお読みいただけます。
【第3回】東京から沖縄へ流入する大量の情報。知事選を歪める「世論誘導」
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