世界のトップたちが集まり、刻一刻と変わる国際社会の危機に対して、足並みを揃えるための極めて重要な外交の場。
それがG7首脳によるオンライン会議です。
その当日に酒を飲み、泥酔し、欠席するという前代未聞の荒業を成し遂げた人間がいます。
そうです。
日本の現職総理大臣
高市早苗
です。
総理大臣の代わりに、外務審議官という官僚を首脳同士の会議に「代理」で立てるという、国際的な常識を疑われる行動に出ました。
G7の場でトップが逃亡し、代理で官僚を座らせる。
高市早苗のこの行動によって、日本が得る利益などひとつもないことは誰の目にも明らかです。
それどころか、この人間の度重なる外交での奇行のおかげで、日本の世界的な評価は地の底まで落ちているはずです。
今回のREBOOT JAPANの記事では、このG7オンライン会議を欠席するという異常行動を掘り下げて記事にします。
ですが、本記事は、今回の単発の出来事への言及で終わらせることはしません。
高市早苗の異常な人間性、そして自民党政権の本質を、
【高市早苗という日本の脆弱性】
というシリーズ記事として紐解いていきます。
今回の第1回記事では、「G7を飲酒で欠席」という本来なら即刻総理辞任ものの事件を読み解きながら、
なぜ高市早苗は息を吐くように「嘘」をつくのか?
という視点で迫っていきたいと思います。
良識ある国民が知るよしもない、高市早苗の歪な人生の背景が見えてくるでしょう。
目次
- 第1章:二転三転するG7欠席の言い訳
- 第2章:なぜ高市早苗は平気で嘘をつくのか?
- 第3章:嘘をついても開き直った者が勝つ時代
- 有料パート:真面目な人が損をする異常な日本社会を生き抜くために
第1章:二転三転するG7欠席の言い訳
当初、この欠席について、木原稔官房長官が会見でこう説明しました。
「議長国のフランスが当日直前に急遽設定したものだったから」
高市氏自身も、10月5日のXで同じ説明をしています。
もちろん、嘘です。
そして、すぐにバレます。
G7議長国であるフランスの大統領府から「数日前に案内した」と、事前の周知があったことが判明したからです。
当然です。
フランスのサイトに記載があったのですから。
嘘をつくにも下調べを全くしていないところが、この人物の人間性と、能力の低さを証明しています。
すると、高市氏は、10月16日の国会(参院予算委員会)で、とんでもない言い訳を答弁で繰り出します。
「オンライン会合に必要なディスプレーなどの準備が整わなかった」
もはや何を言っているのかわかりません。
一国の総理大臣が、機材の準備が間に合わないから国際会議をすっぽかした、と言い出したのです。
公邸の設備に、オンライン会議用の機材がないなど、到底考えられません。
もちろん、この嘘もすぐバレます。
と言うより、高市氏自身が、自分で嘘だと証明してくれました。
高市氏は、今年8月22日、自身のXで公邸の設備について、
「海外要人とのリモート会議、公的行事のメッセージ収録、総理秘書官達との打合せを行える大小の会議室や通信環境も整備されています」
と、写真付きで自慢していたのです。
コントでしょうか?
完璧な通信設備があると自らアピールしておきながら、いざ自分にとって都合の悪い会議から逃げる時は、
「機材の準備が間に合わなかった」
と真逆の嘘を、平気で捏造する。
普通の人間にできることではありません。
国民と国際社会を完全に舐めきった「嘘」です。
息を吐くように「嘘」をつき、自らの発言が矛盾していることすら気づいていない。
「適当な嘘をついておけば、国民はどうせすぐに忘れるだろう」と高を括る姿勢。
異常としか言いようがないこの在り方は、高市早苗という人間のデフォルトです。
では、なぜ、高市早苗氏は、平気でこのような嘘をつくのでしょう?
次の章で見ていきたいと思います。
第2章:なぜ高市早苗は平気で嘘をつくのか?
多くの方がご存知の通り、高市早苗氏の嘘は、今回だけではありません。
国会答弁の場でも、メディアの前でも、政治家になる時、そしてその前から、嘘をつき続けています。
では、なぜ高市早苗は、ここまで平気で嘘をつくことができるのでしょう?
その理由は明確かつシンプルなものです。
嘘をつくことで社会を生き抜いてきたからです。
高市氏の歪な生き方を紐解いていくため、『成功体験』という人の行動様式について、まず触れさせてください。
誰でも『成功体験』というものを持っています。
例えば、真面目で勤勉に働き、時には寝ずに努力をすることで、人生で望むものを手に入れてきた人がいるとします。
その人の『成功体験』は、
・真面目に勤勉に働く
・時に寝ずに努力をすること
が礎になっています。
また、よく怒鳴り散らす人間がいたら、その人は「怒鳴り散らすことで利益を得た、または損失を回避できた」という『成功体験』を持っている可能性が高いです。
何かに成果を出そうとした時、または人生のピンチに陥った時に、人は無意識にその『成功体験』に基づいた行動を取ろうとします。
それによって、うまくいった、ピンチを乗り越えたという記憶を持っているからです。
意識的にも、無意識的にも、人の行動様式はこの『成功体験』に強烈に引っ張られます。
もちろん、これだけで行動原理の全てを説明できるほど単純な話ではないですが、『成功体験』の脳への影響力は甚大です。
あなたも人生を振り返ってみて、思い当たる節、つい取ってしまう行動があるのではないでしょうか?
これが『成功体験』の大まかな概要です。
さて、もうお分かりだと思います。
当然、高市早苗氏にも『成功体験』があり、無意識にそれが出ています。
その『成功体験』こそが、「嘘をつき、人を欺き、開き直る」というものだからです。
この人物は過去に出馬する際にも経歴詐称が疑われており、それは今も度々問題視されています。
そして、その嘘の延長線上で、
「嘘をついて政治家として社会的に成功し、総理大臣にまで上り詰めた」
という強烈な『成功体験』を持っている。
だからこそ、ピンチになると無意識で、すぐバレるような嘘が出てくるのです。
これは私の単なる憶測ではありません。脳科学の分野でも証明されている事実です。
ロンドン大学のターリ・シャーロット教授らの研究によれば、人間は小さな嘘をついて「自分の利益」を得る経験を繰り返すと、脳の扁桃体(罪悪感や恐怖を感じる部分)の反応が徐々に鈍っていくことが分かっています。
つまり、嘘による成功体験を積めば積むほど、人は雪だるま式に大きく、大胆な嘘を「平気で」つけるようになるのです。
高市氏は、まさにこの「嘘への適応」が行き着くところまで行った状態と言えます。
国民全員に自分の嘘が通用すると思い込んでいます。
本当は通用するような嘘ではないのですが、高市氏の『成功体験』により、「嘘をつく」という選択肢が強制的に優先されてしまうのです。
そうでなければ、ここまですぐバレる嘘を連投するような異常行動は取れません。
そして、この
「人を欺き、開き直り、利己的に生きることで利益を得て、損失を回避する」
という異常な『成功体験』。
それは、高市早苗だけでなく「自民党という組織全体」にも染み付いていると、わたしは考えます。
その象徴とも言えるのが、G7当日の自民党幹部の行動です。
これは、G7会議が行われた2026年10月2日夜に、首相公邸で行われた食事会の出席者リストです。
- 高市早苗 首相(自民党総裁)
- 麻生太郎 副総裁
- 鈴木俊一 幹事長
- 梶山弘志 総務会長
- 西村康稔 選挙対策委員長
- 村井英樹 国会対策委員長
- 松山政司 参院議員会長
- 萩生田光一 幹事長代行
- 木原稔 内閣官房長官(同席)
世界が危機に対応するための重要な対話の直前に、彼女と自民党の重鎮たちは、公邸で身内だけの宴会を開いていたのです。
この人間全員が、G7の会議があることを知らなかったわけがありません。
知っていて、総理大臣が酒を飲む会合を誰も止めなかったのです。
ちなみに、この会合で酒が提供され、首相自身も飲酒していたことは、時事通信が出席者の話として報じています。
また、ジャーナリストの佐藤章氏の取材によれば、首相は泥酔しており、周囲に箝口令が敷かれていたとまで言われています。
こういう状況ですから、当然この会合が決まった時点で「G7をすっぽかすこと」も織り込み済みだったでしょう。
ということは、この自民党の人間たちが、
『総理大臣がG7をすっぽかし、それが国民にバレても、適当な嘘でごまかせる』
と踏んでいたと考えるのが妥当です。
事実、その理由を問われれば、
「フランスが直前に言ってきた」
「機材の準備が間に合わなかった」
と、見え透いた嘘をついてやり過ごそうとしています。
この姿勢こそが、自民党という組織全体に染み付いた、嘘と利己主義が極まった『成功体験』の表れなのです。
ですが、なぜ、高市早苗氏や自民党は、このような腐敗した『成功体験』を得てしまったのでしょうか?
それには、2つの大きな要因があると、わたしは考えます。
要因の1つ目は、「国民の政治に対する興味のなさ」。
要因の2つ目は、「国民の権力者の嘘や詭弁に対する『耐性』のなさ」です。
第3章:嘘をついても開き直った者が勝つ時代
1つ目の要因である「国民の政治に対する興味のなさ」については、それだけで深く掘り下げなければならないテーマであり、非常に長くなってしまいます。
そのため、また別の機会に語りたいと思います。
今回は、2つ目の要因である、
「国民の権力者の嘘や詭弁に対する『耐性』のなさ」
について説明します。
高市早苗氏や自民党は、今日も嘘と詭弁を繰り返し、開き直り、謝罪もせずに我が物顔で政治を牛耳っています。
嘘と利己主義が極まった『成功体験』をもとに、です。
彼らの根底には、「国民は、この程度の嘘で騙せる」「どうせすぐに忘れる」という確固たる『成功体験』があります。
では、その舐めきった『成功体験』を、高市早苗氏や自民党に与えてしまったのは誰でしょうか?
いうまでもなく、それは私たち国民です。
もちろん、わたしも含めてです。
とはいえ、これまでは仕方なかった面もあります。
なぜなら、わたしたち善良な国民には、権威ある人間の「狂った嘘や詭弁」を見抜くための耐性が備わっていなかったからです。
私たちの多くは、「真面目に働き、ルールを守り、誠実に生きる」ことで社会生活を営むという『成功体験』の中で生きています。
自分の利益のために平気で嘘をつき、他者を蹴落とし、矛盾を突きつけられても厚顔無恥に開き直る。
そんな異常な行動原理で生きている人間が、まさか国のトップに立つとは想定していません。
だからこそ、権力者が堂々と嘘をついた時、私たちの脳はエラーを起こします。
「いくらなんでも、総理大臣がこんなすぐバレる嘘をつくはずがない」
「きっと、何か素人には分からない深い事情があるのだろう」
私たちが持つ善良さや常識が、そのまま権力者の嘘を無防備に受け入れてしまう「脆弱性」になっているのです。
相手は、その私たちの「良識の隙(バグ)」を意図的に突いてきます。
権威と嘘を巧みに操り、善良な人間を騙して自分たちの養分にする。
これは、政治家だけではありません。
悪質な「詐欺師」が用いるものと、全く同じ手口なのです。
かくいう私自身も、過去にこの「権威と嘘」の構造に丸め込まれ、詐欺師に騙されるという痛ましい経験をしました。
ですが、そのどん底の経験から、彼らの手口のカラクリを徹底的に学び、強固な『耐性』をつけることができました。
このまま彼らの嘘を許し続ければ、真面目に生きている国民だけが搾取され、損をし続ける社会が完成してしまいます。
そうならないために。
次章の有料パートでは、私が詐欺師との対峙から学んだ「彼らの嘘と詭弁を見破るための具体的な耐性と、その思考防具の活かし方」をお伝えします。
▼ここからは有料パートです▼
【有料パート】真面目な人が損をする異常な日本社会を生き抜くために
〜『あなたを守る』と囁く人間が、裏で進めている残酷な準備〜
ここから先では、わたしが詐欺師たちの中に見つけたもうひとつの「共通点」と、その構造を見抜くための具体的な思考術をお伝えします。
この記事は、今月の無料公開記事です。
2026年11月30日まで、どなたでも無料でお読みいただけます。
2026年12月1日以降は、会員限定になります。
12月1日以降は、一定額以上のカンパご支援でお読みいただけます。
■カンパご支援ページ
→ https://reboot-japan.org/kampa/
【有料パート】詐欺師や権力者の『成功体験』を見破る4つの視点
彼らが善良な人々を騙し、自らの保身を図る手口には、驚くほど明確なパターンが存在します。
以下の4つの行動原則を相手が取っていないか、常に観察してください。
これこそが、彼らの「正体」を見破るリトマス試験紙です。
1. 権威の悪用と「虎の威」
自分の言葉や信念で語るのではなく、「ルールだから」「〇〇先生が言っていたから」「前例がないから」と、常に自分よりも強大な権威や組織の影に隠れて発言していないか。
彼らは自己保身のために、権威を盾にして人々の思考停止を誘発します。
[具体例:司法やルールの盾]
記憶に新しい自民党の裏金事件での答弁がまさにこれです。
多くの議員が自らの言葉で説明することを放棄し、「党のガイドラインに従う」「捜査中なので差し控える」と、ルールや司法の陰に隠れました。
自らの倫理観ではなく「権威」を盾にして追及を逃れようとする典型的な手法です。
2. 責任の外部化(究極の他責思考)
不都合な事態が起きた際、決して自らの非を認めず、「業者が間に合わなかった」「直前に言われたから」と、自分以外の人間や環境に責任を転嫁していないか。
自分の失敗を他人のせいにすることで、無意識のうちに自己正当化を図ります。
[具体例:トカゲのしっぽ切り]
これも政治資金問題で嫌というほど見せつけられました。
多くの議員が関与しながら、彼らの口から出たのは「秘書が勝手にやった」「派閥の指示だと思っていたので自分には責任がない」という言葉ばかりでした。
最終的な責任者であるはずのトップが、こぞって部下や所属組織に責任を押し付ける究極の他責思考です。
3. 後付けの論点すり替え
矛盾を指摘された際、真摯に答えるのではなく、「そもそもあの会議は意味がない」などと、後出しの言い訳で論点をずらしていないか。
嘘を嘘で塗り固め、相手が疲れ果てて追及を諦めるのを待つのが彼らの常套手段です。
[具体例:大義名分による論点ぼかし]
批判が強まると、彼らは言葉の定義を勝手に変えます。
「裏金」ではなく「不記載」であると主張したり、追及を受けると「今は政治資金問題よりも、経済対策や災害対応など国難に立ち向かうべき時だ」と、もっともらしい別の大義名分を持ち出して論点をすり替えます。
国民の目を本質的な「嘘」から逸らさせる巧妙な手口です。
4. 被害者ポジションへの移行(開き直り)
最終的に追い詰められると、「自分も苦労している」「なぜ私ばかりが責められるのか」と逆ギレし、開き直っていないか。
加害者であるにもかかわらず、巧みに被害者のふりをして同情を誘う、あるいは威圧して黙らせようとします。
[具体例:加害者の悲劇の主人公化]
裏金事件で処分を受けたある大物議員は、会見で「事実上の離党勧告は到底納得できない」「なぜ私ばかりが処分されるのか」と逆ギレし、まるで自分が理不尽な組織の被害者であるかのように振る舞いました。
国民を欺いていた加害者側が、あっという間に「悲劇の主人公」にすり替わるのです。
いかがでしょうか。
今回のG7欠席騒動で見せた高市早苗の言動は、恐ろしいほどにこの4つのパターンを完璧になぞっています。
彼女は私たちにとって、最悪の、しかし最も分かりやすい『反面教師』なのです。
行動経済学を学び、脳に「耐性」をつける
では、こうした詐欺的な手法に騙されない、あるいは同調圧力に屈しないためにはどうすればいいのか。
その最大の武器となるのが「行動経済学」の視点を持つことです。
権力者や詐欺師は、人間の脳が持つ「認知の歪み(バイアス)」を意図的に突いてきます。
私たちの怒り、恐怖、権威への服従心といった感情をハックし、理性を奪うのです。
だからこそ、そのメカニズムを知り、自らの脳に『耐性』をつけることが不可欠です。
そのための最高の教科書として、オススメ書籍を2冊紹介します。
ご自身の読みやすさに合わせて、ぜひ手に取ってみてください。
1冊目:本格的に学びたい方へ
『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?』(ダニエル・カーネマン著)
ノーベル経済学賞を受賞した著者が、人間の脳には「直感的で感情的なシステム1(ファスト)」と、「論理的で慎重なシステム2(スロー)」があることを解き明かした名著です。
政治家の勇ましい言葉や、わかりやすい嘘に私たちがコロッと騙されてしまう時、脳は「システム1」で感情的に反応させられています。
少々分厚い本ですが、一生モノの「騙されないための防具」になります。
2冊目:もっと身近に、分かりやすく学びたい方へ
『行動経済学が最強の学問である』(相良 奈美香著)
「ファスト&スローは難しそう…」という方に強くおすすめしたいのがこちらです。
人間の非合理的な意思決定(なぜ人は騙されるのか、なぜおかしな選択をしてしまうのか)を、ビジネスや日常の具体的なケーススタディを交えて非常に分かりやすく解説しています。
今の日本社会で起きている詐欺的な構造を紐解くための、最強の入門書です。
この記事を読んでいるあなたは、日常の中で立ち止まり、意識的に「システム2(論理的思考)」を起動させる訓練をしてください。
「この人は、何かを他人のせいにしていないか?」
「矛盾をごまかして開き直っていないか?」
その視点を持つだけで、世界の見え方は劇的に変わります。
真面目な人が損をする社会を変える第一歩は、一人ひとりが「騙されない思考の防具」を身につけることなのです。
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■オンライン署名はこちらから
→ https://reboot-japan.org/law/